引退ドウデュース「年度代表馬」最有力 有馬記念は無念の出走取消も“称号”とともに新生活へ
2024年12月22日 17:04 年末の大一番「有馬記念」は、5番人気レガレイラ(牝3=木村)が制し、23年ホープフルSに続くG1通算2勝目を挙げた。
これで今年のJRA・G1は28日のホープフルS(2歳、中山芝2000メートル)を残すのみとなった。
24年のJRA・G1を2勝したのはオークス、秋華賞のチェルヴィニア(牝3=木村)と天皇賞・秋、ジャパンカップを制したドウデュース(牡5=友道)の2頭。ドウデュースは直接対決のジャパンカップでチェルヴィニアを下しており、年度代表馬が最有力となった。
ラストランになるはずだった有馬記念は、レース2日前に右前肢ハ行のため無念の出走取消。選ばれるであろう「年度代表馬」の称号とともに、種牡馬として再スタートを切る。
▼有馬記念 「有馬」は日本中央競馬会第2代理事長・有馬頼寧(よりやす)氏の名字。1956年に中山競馬場の新スタンド竣工を機に「中山グランプリ」が創設されたが、翌57年に有馬理事長が急逝したため、その功績を称えて「有馬記念」に改称された。