落馬事故から10日、24歳の騎手が死去…アイルランドで90勝のオサリバンさん
2025年2月17日 08:30 アイルランドの競馬統制委員会(IHRB)は16日、落馬事故に遭った同国騎手のマイケル・オサリバンさんが同日朝、コーク市内の病院で亡くなったと発表した。24歳だった。
アイルランドで90勝、英国で5勝をマークしているオサリバンさんは、6日にサーレス競馬場で行われた第2レースの障害競走に「ウィー・チャーリー号」に騎乗。最後の障害物で落馬した3頭のうちの1頭で、頭部を負傷してヘリコプターで搬送され、集中治療室(ICU)で治療を受けていた。
IHRBの最高医療責任者ジェニファー・ピュー氏は「マイケルは日曜日の朝、家族に見守られながら亡くなりました」と声明を発表。「マイケルをアマチュアの頃から知っています。彼の献身、謙虚さ、そして優しい性格のおかげで、一緒にいるのはとても楽しいものでした。オサリバン家はプライバシーを尊重するよう求めています」とコメントした。
ピュー氏は、家族が臓器提供を決断したとも明かした。