【新馬戦総括】ダノンヒストリー&ディバインウインド 堀厩舎2頭の来年が楽しみ

2025年6月10日 05:05

新馬Vリスト

 昨年はのちのダービー馬クロワデュノール(新馬勝ち)、桜花賞馬エンブロイダリー(新馬2着)が6月東京でデビュー。今年も大物候補が現れた。東京芝1800メートルはダノンヒストリーが道中で先頭に立ち、危なげなく押し切った。勝ち時計1分46秒8はクロワデュノールがマークした同舞台の新馬戦最速タイムに0秒1差に迫る。ダノンベルーガ、ボンドガールの半弟にあたる血統背景からしても、かなりの能力を秘めている。東京芝1600メートルのディバインウインドは道中2番手から抜群の手応えで抜け出した。距離が延びて良さそうなタイプ。この堀厩舎2頭はクラシック路線で注目される存在だ。

 阪神では芝1600メートルのチュウワカーネギーがハナを奪って、しまいもしっかり。センスの良さを示す立ち回りだった。芝1400メートルで勝ち上がった僚馬ファムマルキーズは気性に課題を見せつつも脚力が非凡。今後の成長に期待したい。

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