【七夕賞展望】毎年荒れるハンデ重賞! ドゥラドーレスが中心

2025年7月6日 19:32

ドゥラドーレス

 夏の福島3週目となる13日は、サマー2000シリーズ第2戦「第61回七夕賞」(G3)が行われる。ここ5年で2度の3連単10万円超え馬券が飛び出ている荒れるハンデ重賞。今年も粒ぞろいのメンバーが集まり、混戦ムードが漂っている。

 ドゥラドーレスを主役に推す。22年毎日杯3着、菊花賞4着と3歳時から重賞戦線で活躍していた素質馬。その後は屈腱炎で長期休養を余儀なくされたが、2月の小倉日経賞で復活Vを決めた。続く前走エプソムCでは直線で鋭く伸びてレコード決着の2着。完全に本格化してきた印象だ。前走後は脚元の心配もなく順調に調整を重ねている。昨年有馬記念Vの半妹レガレイラに続くきょうだいG1制覇に向けて、ここは負けられない。

 相手はシリウスコルト。前走の新潟大賞典は好メンバー相手に逃げ切り。一戦ごとに力をつけてきている。福島芝2000メートルは2走前の福島民報杯で勝利しており、舞台適性も不安なし。あっさり3連勝してもおかしくない。大崩れのないシルトホルン、勢い十分のコスモフリーゲンも怖い存在。みちのくの熱き戦いに注目だ。

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