【ばんえい競馬 岩見沢記念】キングフェスタ重賞9勝目 小北栄一師「この重量であの末脚は本当に凄い」
2025年9月15日 05:31 ばんえい競馬のBG2「第61回岩見沢記念」(8頭立て)が14日、帯広競馬場の11Rで行われた。1番人気のキングフェスタ(牡6=小北栄)が第2障害を越えて大きくリードを広げたインビクタを剛脚で一気にかわして、重賞9勝目を飾った。古馬重賞は初勝利となった。
鈴木恵介騎手(48)は「最高です。障害を下りてから歩ける馬なので、どう越せるかだけを考えて乗っていました。前日の雨は正直に言うと恵みの雨だったと思います。本当に運が良かったです。道中は相変わらず手応えが良く、良い位置で障害に着けたのであとは越えるだけだと思っていました。重量が重いので一腰では越えられませんでしたが、二腰目で良い腰が入って膝も折らずうまく上がってくれました。障害を下りてからは本当に凄く歩いてくれました」と振り返った。
一方、管理する小北栄一師(66)は「久々の重賞でどうかと思っていました。末脚を使うなら少しでも馬場が軽い方が良かったので、今回の馬場状態は良かったです。この重量であの末脚は本当に凄いと思います。今後の重賞もあの末脚に期待してほしいです。馬体もできてきて、やんちゃな部分もありますが大人になっていきました。今後はオーナーと相談しながらですが、帯広記念やばんえい記念にも出走させてみたいと思っています」と見通しを語った。