【京成杯】良血ソラネルマン重賞初挑戦 偉大な父から継承“非凡な才能”見せつける
2026年1月13日 05:30 注目の3歳馬を紹介する「Road to Classic」は、日曜中山のメイン「第66回京成杯」で重賞初挑戦するソラネルマンをピックアップする。23年の優勝馬ソールオリエンスが皐月賞、24年Vのダノンデサイルがダービーを制した近年注目の出世レース。母の母がG1・6勝馬ブエナビスタという良血のフィエールマン産駒が、クラシック本番につながる一戦で初タイトル奪取を狙う。
自らが育てた名馬の血を受け継ぐ期待の若駒。手塚久師にとって、ソラネルマンは特別な存在だ。父は同厩舎所属で18年の菊花賞、19&20年の天皇賞・春とG1を3勝したフィエールマン。母の母はG1・6勝の名牝ブエナビスタで、昨年の桜花賞と秋華賞を制してJRA賞最優秀3歳牝馬に輝いたエンブロイダリー(母の母アーデルハイトがブエナビスタの半妹)の近親にあたる良血馬でもある。
中山芝1800メートルの新馬戦は2番人気で2着に終わったものの、一息入れて臨んだ2戦目の未勝利戦(東京芝2000メートル)で断然1番人気に応えて初勝利。逃げて最速タイの上がり(3F33秒2)をマークする完勝だった。新馬戦について「乗り込みが足りない感じで緩さが残っていたし、1800メートルも向かないと思っていた」と振り返った手塚久師。続けて「それでもホープフルS2着馬(1着フォルテアンジェロ)と接戦(首差)だったからね。2戦目はそれなりの勝ち方ができたし、能力はある」と、過去2戦のパフォーマンスを高く評価する。
8日の1週前追い切りはWコースで僚馬アルビージャ(8歳オープン)と併せ馬。2馬身追走し、馬なりのまま内から楽に抜き去って2馬身先着した。時計は6F84秒2~1F11秒7。指揮官は「勝った後は少しピリピリしてフィエールマンっぽくなってきたけど、先週より良かった。まあ、稽古は元々動くので及第点」とやや辛口評だったが、先導役を圧倒した姿からは性能の高さがストレートに伝わってきた。
「ここは前走を勝った後にすぐ、狙ったレースだからね。良い結果を出したい」と師。ソラネルマンの馬名は、「気高く、勇ましく」という意味の父フィエールマンと同じく音楽用語が由来で「厳かに、堂々と」。まずは重賞初挑戦となるここで、偉大な父から継承した非凡な才能を堂々と見せつける。
