【京成杯】前走新馬勝ち組に注目 アクセスの中山向き機動力が生きる

2026年1月13日 05:30

京成杯、前走クラス別成績(過去10年)

 今週の「up to データ」はクラシックを見据える出世レース「第66回京成杯」を取り上げる。例年、力関係の比較がしづらく、波乱含みの組み合わせ。過去10年の傾向からクラシック候補に名乗りを上げる勝ち馬を導き出そう。

 【人気】昨年は11番人気の伏兵ニシノエージェントが制し、3連単が170万円超え。波乱のイメージがさらに濃くなった。事実、過去10年で1番人気は3勝のみ。近4年は連対すらない。意外に思えるが23年ソールオリエンスは2番人気、24年ダノンデサイルは5番人気での勝利だった。積極的に伏兵を狙っていきたい。

 ≪キャリア≫昨年、波乱を演出したニシノエージェントは初勝利に4戦を要し、前走未勝利勝ちからの臨戦。これは例外で好成績は23年ソールオリエンスのような1戦1勝馬。【4・1・3・14】で勝率18・2%、連対率22・7%だ。ソールオリエンス以外に19年ラストドラフト、20年クリスタルブラック、21年グラティアスが該当。続くのがキャリア3戦馬(今回4戦目)だ。【4・2・3・29】で勝率10・5%、連対率15・8%をマークしている。侮れないのがニシノエージェントのようなキャリア4戦馬。出走頭数こそ少ないが【1・3・0・6】で連対率40%。今年のメンバーではアッカン、ブラックハヤテなどが該当する。

 ≪ステップ≫前走新馬勝ち上がり組が強いのは前項目で書いた。これが未勝利勝ちとなると【1・4・2・28】で勝率わずか2・9%になる。1勝クラスでは葉牡丹賞組が好成績。【2・1・1・3】で勝率28・6%、連対率42・9%を誇る。同舞台だけに経験が強みになるようだ。ホープフルS組は【1・0・2・7】で優勝は22年オニャンコポンのみ。

 ≪脚質≫逃げ切りはなく、逃げ馬の連対は21年2着タイムトゥヘヴンのみ。勝ち馬の4角位置取りは2~4番手が4頭、5~7番手が4頭、8番手より後方から差し切りが2頭いた。非力な先行馬は残れず、強烈な前崩れからの差し決着も起こり得る。上がり3F33秒台の切れ味は求められない。持久力勝負で、どれだけ脚を使えるか。そこが問われる。

 ≪結論≫関西馬アクセスが軸だ。京都芝2000メートルの新馬戦は後方発進から位置を押し上げると先行勢を捉え、3馬身ちぎってみせた。内回りで器用に脚を使った機動力は中山向き。同じくパラディオンも京都芝2000メートルの新馬勝ちが圧巻だった。後方から大外を回しながら逃げ馬をねじ伏せる強い内容。1戦1勝馬に注目した。(データ班)

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