【ドバイワールドC】フォーエバーヤングが最終追い消化 矢作師「今年こそ勝ちたい」枠は9頭立て6番
2026年3月26日 11:30 区切りの第30回を迎える「ドバイワールドC」は25日、現地で公開枠順抽選会が開かれ、日本馬フォーエバーヤング(牡5=矢作、父リアルスティール)は9頭立ての6番枠に入った。この日、メイダンのダートコースで追い切って調整は順調そのもの。昨年1番人気3着のリベンジへ、態勢はきっちり整った。JRAによるドバイワールドCデーの馬券発売はない。
人馬の息がぴったり合った動きで好仕上がりを印象付けた。フォーエバーヤングは主戦・坂井を背に僚馬アメリカンステージ(4歳オープン)と併せ馬。しまい気合をつけるとグンと加速し、シャープな脚さばきでゴールを駆け抜けた。
動きをチェックした矢作師は納得の表情。「前日の雷雨の影響がかなりあり、馬場がいくらか硬くなったので当初より軽くした。時計は大体4F52~53秒くらい。アメリカンステージを先行させる形から並びかけるような感じでフィニッシュ。弾むような動きでジョッキーに聞いても何の問題もありません、とのことだった」とうなずいた。
今季初戦の前走サウジCで連覇を達成。ライバル陣営の包囲網が敷かれる中、好位のインで脚をためる形から直線しっかり脚を使い、昨年BCダートマイル覇者の2着ナイソスに1馬身差で勝ち切った。「バニシングが(ハナに)行ってくれたのも良かったけど自然と先頭に立った。あの形になれば差されることはないと思った」と振り返る。
昨年このレースは3着。レース前に暗室(尿検査のため)に隔離され、極度のイレ込みがこたえた。あの苦い敗戦から1年。今年はサウジアラビアからドバイに到着後、昨年より馬場入り開始の日を遅らせるなど、ゆとりを持って調整を進めた。「前走を使って状態は明らかに上がっている。今年こそドバイワールドCを勝ちたい」。調教後に開かれた公開枠順抽選会は4番目に馬名を呼ばれ、矢作師が壇上へ。6番に決まった。内枠だと、ごちゃつくリスクがあるだけに真ん中より外なら上々の枠順。史上初の同一年サウジC、ドバイワールドC連勝へ、チーム一丸となって戦い抜く。
