【ダービー】(14)ゴーイントゥスカイ 武豊と作戦立てる

2026年5月29日 05:04

武豊を背に併せ馬で追い切るゴーイントゥスカイ(右)とフォルテアンジェロ(撮影・河野 光希)

 世代の頂点を決める「第93回ダービー」の出走馬18頭と枠順が28日、決まった。上原佑紀師(36)はダービー初挑戦で管理馬4頭を送り出す。勝てば平成生まれ初のG1トレーナー、史上最年少のダービートレーナー(グレード制度導入84年以降)となる。偉業へ向けてグリーンエナジー、ゴーイントゥスカイ、フォルテアンジェロ、ライヒスアドラーはそれぞれ、木曜追いで態勢を整えた。

 武豊がゴーイントゥスカイの最終追いに騎乗するため21年5月以来、約5年ぶりに美浦トレセンを訪れた。37度目のダービー騎乗へ向け、感触を確かめた。Wコース3頭併せ。序盤からリズムのいい走りで直線は内に進路を取る。雄大なフットワークでグイグイと加速。余力十分にラスト1F11秒2(6F82秒8)をマークした。フォルテアンジェロ(3歳オープン)に半馬身遅れたが、ポッドベイダー(4歳オープン)には2馬身先着した。

 レジェンドが納得の表情を浮かべる。「非常にいい動きでした。競馬の時より乗りやすい。何も気になるところがない。前回(青葉賞)は直線で抜け出す脚も良かったし、最後までしっかり伸びてゴールしてくれた。能力は高いと思う」と評価した。

 ダービーへの特別な思いは変わらない。「何回乗っても毎年の目標ですし、何回勝っても勝ちたいと思う」。これまで青葉賞勝ち馬のダービーVはない。そんなジンクスもあるが「チャンスはあると思うので頑張りたい」。確かな手応えとともに、ダービー7勝目を狙う。

 枠は7枠14番に決まった。上原佑師は「前走も外枠(16番)だったし、真ん中より外がいいと思っていたので、いい枠が引けたと思う。後は騎手と相談して作戦を立てたい」と語った。

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