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【地方競馬コラム】新原周馬が地方通算200勝 同期の出世頭のおかげで頑張れた

2026年7月10日 04:30

同期の野畑(左)と記念撮影する新原

 デビュー5年目の新原周馬(22=川崎・林隆之)が7日、川崎1Rのキタノチャンスで地方通算200勝を達成した。

 「1年目からポンポン勝つことができたが、思ったよりかかってしまった。そんなに甘くない世界だった」と新原はカメラマンのリクエストがあるまで表情を崩さなかった。「野畑(凌)君は、そろそろ600勝。こんなところで喜んでいられない。もっと自分にむち打って頑張らないと」。同期の出世頭にライバル心をむき出しにした。

 デビューした22年に54勝を挙げ、翌年の10月には100勝を達成。順風満帆に見えた騎手生活だったが、24年5月にレース中の落馬事故で頭蓋骨骨折、肺挫傷、右手骨折などの大ケガをした。

 特に右手は「“元通りに動かせるようになるかは分からない”と言われた」というほど深刻で、復帰まで3カ月を要した。その年は26勝、昨年は34勝と、思うように勝ち星を伸ばせなかった。

 一方の野畑は大きな離脱もなく順調に白星を重ね、地方重賞もコンスタントに制覇。トップジョッキーの仲間入りを果たした。

 はるか先を行く同期。それでも地道に追いかけ続ける。「川崎では僕もいい馬に乗せてもらっているので、そこだけは勝とうよ。そういうところから少しずつ追いついていきたい」。前開催は互いに5勝、前々開催は同6勝。五分の勝負を繰り広げた。「野畑がいなかったら、ここまでやれていない。野畑ができるのなら俺もできる」。同期の活躍を原動力に変えて新原は進化し続ける。(大沢 太久)

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