【中山新馬戦】アイムオンアロール 均整取れた好素材 心身成長中 宮田師「キャリア積んで良くなりそう」

2026年9月1日 05:28

日曜中山5Rに出走予定のアイムオンアロール(右)

 今週デビュー組も血統の裏付けがある素質馬がスタンバイ。近親に英ダービー馬がいるアイムオンアロール(牡=宮田、父キズナ)は日曜中山5R(芝1600メートル)でベールを脱ぐ。

 生まれながらの長老なしという。人は経験を積みながら成長していくもの。最初から優れている人物などいないとの意味。馬にも当てはまることわざである。たとえば、ナリタブライアン。2歳時には自分の影に驚き、逃げようと左右に跳びはねるほど臆病だったが、翌年には3冠馬に成長した。「この馬も臆病でオドオドしていました。馬房でも逃げ回るのでつかまえるのにひと苦労。集中力がなくて育成時代はブリンカーを着けていたほどですが、徐々に扱いやすくなってきました」。宮田師はアイムオンアロールの調教を見守りながら口火を切った。

 「非力でまだ緩さが残っている」のが現状。調教ではコーナーを逆手前(軸脚)で走ってしまうなど心身ともに成長途上だが、素質は見込んでいる。「見栄えがいいし、これからキャリアを積んで良くなってきそうです」。均整の取れた470キロ前後の青鹿毛には品性が備わっている。半姉バースクライは23年に芝1200メートル戦3連勝でオープン入り。近親(母のいとこ)には21年の英ダービー、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSを連勝したアダイヤーがいる。

 馬名のオン・ア・ロールとは絶好調、勢いづく、連戦連勝などの意味。生まれながらの長老なし。キャリアを積みながら、姉たちのように勢いづいて勝ち星を量産するか。 

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