豪ジ・エベレスト2着カーインライジングは19日に香港帰国 JCスプリントをステップに香港スプリントへ

2026年10月17日 20:03

ジ・エベレストを制したテンプテッド(左)と2着カーインライジング(C)The Hong Kong Jockey Club

 700万豪ドル(約7億6550万円)の1着賞金を懸けた芝の世界最高賞金競走「第10回ジ・エベレスト」(G1、芝1200メートル)が17日、オーストラリア南東部シドニーのランドウィック競馬場で12頭で争われ、香港から遠征中でザカリー・パートン(43)騎乗のカーインライジング(セン6=D・ヘイズ、父シャムエクスプレス)は2着に敗れた。

 単勝1.35倍の断然1番人気でゲートイン。17&18年覇者レッドゼル以来、8年ぶり2頭目の連覇を目指し、道中6番手から直線は馬群の外へ。10段階ある馬場表記で最も乾いた状態から5番目のソフト5(JRA表記=重馬場)の芝がこたえたのか、じりじりとしか伸びず、0.23馬身届かなかった。2年9カ月ぶりの敗戦で自身が保持する香港調教馬の最多連勝記録は「21」でストップ。チャド・スコフィールド(32)騎乗で2番人気の地元馬テンプテッド(牝4=C・マー、父ストリートボス)がゴール前、しぶとさを発揮し、昨年2着のリベンジ。26年世界ランク現在1位の現役最強スプリンターを負かし、2月のサラウンドSに続く2度目のG1制覇を飾った。

 香港ジョッキークラブの公式ニュースによるとカーインライジングは19日に香港に帰国し、ジョッキークラブスプリント(G2、11月22日、シャティン芝1200メートル)をステップに3連覇が懸かる香港スプリント(G1、12月13日、シャティン芝1200メートル)を予定している。

 ▼デヴィッド・ヘイズ師 枠が問題だった。11番は時にはプラスになるけど今日は外を回されてしまったし、裏目に出た。思っていたより後ろで折り合ったし、前向きに捉えるなら、ゴールを過ぎた直後に先頭に立っていたこと。勝った馬と3着馬は内を巧みに立ち回って理想的なレースをしたけど、うちの馬は6頭分、外を回って厳しい形になった。それでも、よく走った。しまいの伸び方は素晴らしかったけど結果は悔しい。馬場はちょうど良かった。ザック(パートン)とも話したけど彼も外を回されたことと、勝ち馬のレース運びが見事だったと感じている。勝った馬におめでとうと言いたい。近走の成績が素晴らしかったからね。この後は香港国際競走にも、来年のチャンピオンズデーにも出走する予定。今シーズンはまだ始まったばかり。来年またジ・エベレストに戻ってこられたらいいね。

 ▼パートン 直線に入る前に苦しそうな感じがしたけど外から他馬が並びかけてきたところでスイッチが入り、そこからは本来の走り。ゴールまで、よく走ってくれた。乾いた馬場の方が得意だけど、そのあたりは対応できた。

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