【菊花賞】14着惨敗ロブチェン 杉山晴師「最終的には距離の壁がはっきり出た」
2026年10月25日 17:04 クラシック最終戦となるG1「第87回菊花賞」が25日、京都競馬場で行われた。1番人気で松山弘平(36)騎乗のロブチェンは史上9頭目の牡馬3冠を狙ったが、14着に終わり、悲願達成はならなかった。1着は武豊騎乗の3番人気のゴーイントゥスカイで勝ち時計は3分4秒5。2着はハナ差で8番人気のバステール、3着は2番人気のダノンヒストリーだった。
単勝1・8倍の断然の1番人気を背負ったロブチェンは見せ場なく終わった。スタートで出遅れ、キンググローリーが大逃げを打つ中で、ロブチェンは後方5番手のレースに。向こう正面で徐々に前方へ進出、最終コーナーで先頭集団へ食らいつく勢いを見せたが、直線で馬群に沈んだ。
管理する杉山晴紀調教師は「体型的に3000メートルがどうかと正直言い続けてきてました。この世代で能力がこのまま抜けていれば、3000メートルをカバーできると思っていて、期待を持って臨んだんですが、ゲートで出負けしてタイミングが合わず。スタートが決まって正攻法の競馬で距離かなというのがあれば納得できたんですが。最後は脚が上がってしまったので最終的には距離の壁がはっきり出たと言わざるを得ないです。今後はオーナーと相談して決めます。人気に応えられなくて申し訳ないです」と完敗を認めた。
松山騎手は「3冠のかかった大一番で結果が出せなくて申し訳ないです。その一言につきます。悔しいです。いろんな人の思いを背負って、プレッシャーと緊張感を持って挑んだレースで結果が出せなくて悔しいです。ゲートのタイミングが悪くて今までしたことない動きでした。その後落ち着いてくれましたが、そういったところで出遅れてしまいました。イメージとは違う競馬になってしまいました」と肩を落とした。
▼菊花賞 英国の「セントレジャー」をモデルに、1938年に「京都農林省賞典四歳呼馬競走」として創設。1948年に「菊花賞」に改称された。皐月賞、日本ダービーに続くクラシック3冠の最終戦で、「最も強い馬が勝つ」と言われる。芝3000メートルの長丁場で、スピードとスタミナを兼ね備えた馬が頂点に立つ。




