2020年06月07日 東京11R 第70回安田記念
3歳上OP 指定 国際 定量 芝・1600m
府中で行われる春のマイル王決定戦
GⅠ馬がズラリと顔をそろえたが、主役は言うまでもなくアーモンドアイ。前走のヴィクトリアマイルをノーステッキで4馬身差の大楽勝。前走から中2週での臨戦になるが、1週前追いでは疲れを感じさせない動きを見せた。東京コースはこれまで6戦5勝。うち4勝(オークス、ジャパンC、天皇賞・秋、ヴィクトリアM)がGⅠと最も得意にしている舞台。史上初の芝GⅠ8勝目へ向け視界は良好だ。
相手筆頭は連覇を狙う昨年の最優秀短距離馬インディチャンプ。前走マイラーズCでは好位から楽々と抜け出し完勝。昨年より一層パワーアップしている感があり、連覇を飾っても驚けない充実ぶりだ。昨年の桜花賞馬グランアレグリアも侮れない。前走・高松宮記念では初の1200㍍戦にも関わらず2着に食い込み、能力の高さを証明。マイル戦はベストだけに、警戒が必要だ。
昨年暮れの香港マイルを制したアドマイヤマーズは、それ以来の出走。長期休養明けはマイナス材料だが、東京コースはNHKマイルCを勝った得意舞台だけに、いきなり好走してもおかしくない。他では主戦・戸崎に戻った昨年のダービー2着馬ダノンキングリー、今年の京王杯SCの覇者ダノンスマッシュ、GⅠで惜敗が続くダノンプレミアム、昨年ヴィクトリアM勝ちのノームコアあたりが馬券圏内。
過去10年の結果から傾向を探る。
☆人気 1番人気は【3・1・2・4】と安定。一方で6~9番人気が【5・2・1・32】と好走している。1番人気を切るなら思い切った穴狙いが得策かも。
☆年齢 6歳が【4・2・4・39】で最多4勝。4歳が【3・2・2・28】で続く。2勝の5歳は勝率が落ちる。
☆前走距離(芝) 1200メートル組が【1・0・0・6】、1400メートル【3・3・1・32】、1600メートル【4・5・6・74】、1800メートル【2・1・1・7】、2000メートル【0・1・2・13】。好走率なら1800メートル組。
結論 ◎ペルシアンナイト ○アドマイヤマーズ ▲アーモンドアイ
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