ステルヴィオ とにかくゲート
2020年3月28日 10:02今週は土曜中山、日曜中京で合わせて16鞍に騎乗します。
タイキスピネル(土曜4R)は追い切りで乗りましたが、まだ体に緩いところがあります。モノは悪くはないと思うので、使いつつになるかもしれません。
ステルヴィオ(土曜11R)の前走はスタートが遅かったですし、最後息切れしたような感じで休み明けの分もあったと思います。使って状態は間違いなく良くなっていますし、1200メートルでもこなせるはず。あとはとにかくゲート。スタートだけ集中して、いい結果を残せるように頑張りたいと思います。
今週も応援をよろしくお願いします。
◎山崎の見解
土曜日
1Rラブリーモーション ☆
入念に乗り込まれているが、まだ力強さに欠ける印象。使いつつ良くなってからか。末脚堅実なサンキーウエスト、先行力があるショウナンバービー、休養前より動きが良いアイアンメイデンが上位候補か。
2Rフジノヤマテソーロ ☆☆
前走は砂を嫌がり9着。新馬戦で3着と能力はあり、スムーズなら食い込みがあっても。大型馬で叩いた上積み十分のサトノレガリア、末脚堅実なマイネルパイオニア、立て直して好仕上がりのロードスラッシュが上位候補か。
3Rセンノベステス ☆☆
もう一押しが課題だが、1400メートル以下では末脚堅実。やや低調なメンバー構成でもあり、展開ひとつで上位食い込みがあっても。いいスピードを持っているジョイウイン、前走は躓く不利があったヤマタケヴォイス、距離短縮は魅力のフィーバスが上位候補か。
4Rタイキスピネル ☆
半兄タイキサターンは現準オープン馬で血統的な裏付けはあるが、まだ動きが一息。経験馬相手でもあり、使いつつ良くなってからか。前走は太目残りだったキャルベイ、ダート中距離で変わり身を見せたオンリーワンボーイ、ブリンカー着用のオプティマスが上位候補か。
5Rソヨギ ☆
過去に2着が2回あり、今の未勝利なら実績は上位。休み明けになるが仕上がりは良く、マイペースなら粘り込みがあっても。一戦毎に着順を上げているイザラ、堅実なグランエクセレント、渋太さがあるメイリバティが上位候補か。
7Rグッドマックス ☆
福島で未勝利を勝った時は鮮やかだったが、前走は切れ味がもうひとつ。現状では坂の緩いコースや平坦の方が合っている印象で…。2戦連続で2着のマイネルテナシャス、前走は距離が長かったシュルルヴァン、前走初の1200メートルで変わり身を見せたビップウインクが上位候補か。
10Rライトウォーリア ☆☆☆☆
前走は早め先頭から余力十分で押し切り好時計勝ち。2戦2勝とダート適性は非常に高く、オープンでも上位争い可能。一戦毎に動きが良くなっているロンゴノット、中山替りは好材料のヤウガウ、器用さがあるダノンファラオが強敵か。
11Rソウルスターリング ☆☆
前走は展開に恵まれた印象はあるが3着と健闘。3歳時にオークスを勝った実績馬。距離延長は問題なく、再度マイペースで運べれば粘り込みがあっても。充実著しいサンアップルトン、長くいい脚を使えるモズベッロ、前走はスムーズさを欠いたレッドレオンが上位候補か。
12Rロジヒューズ ☆
2勝クラスに昇級後は3戦して全て二桁着順。鞍上の腕で少しでも前進があればいいが…。前走は出遅れが応えたコウギョウブライト、2連勝中で勢いがあるショーテンシ、先行力があるダノンチャンスが上位候補か。
日曜日
1Rサイモンサンバ ☆
ここまで4戦しているが、9着が最高着順。立て直した効果で少しでも前進があればいいが…。前走の末脚が目立っていたトレーンベアラー、距離短縮で変わり身を見せたアスピラール、器用さがあるヒルノアントラが上位候補か。
4Rエヒト ☆☆
初出走だった前走は後方からの競馬になったが、メンバー最速の上がりを使い能力の片鱗は見せた。レース2戦目で流れに乗れれば変わっても不思議ではない。長くいい脚を使えるラインストリーム、調教の動きが良いデルマラッキーガイ、センスがいいブラックアモーレが上位候補か。
6Rサルサレイア ☆☆☆
もうひと押しが鍵になるが、9戦連続で掲示板確保。前走は直線で前が開かず仕掛けが遅れたが、スムーズなら上位争い可能。立て直して好仕上がりのブライトパス、ダート替り魅力のフラッグサルートが強敵か。
7Rプラチナポセイドン ☆☆
中央再転入初戦になるが、新馬戦3着や未勝利2着時の対戦比較から、1勝クラスでも通用する下地は十分。最終追い切りで好時計をマークするなど仕上がりも良く、上位食い込みがあっても。前走の末脚が目立っていたカーサデルシエロ、好仕上がりのエイカイキャロル、堅実なアングルティールが上位候補か。
8Rトウカイオルデン ☆☆
前走は追い出しを待たされる場面があったが、それでも0.3秒差3着。最終追い切りで好時計をマークしたように、走り頃の3戦目で更に状態アップ。今回も上位争い可能。芝では近走大崩れがないロードマドリード、前走の末脚が目立っていたショウナンサスケ、末脚堅実なカンパーニャが上位候補か。
11Rステルヴィオ ☆☆☆
前走はチグハグな競馬だったが、それでも0.2秒差と地力の高さを示す内容。初めての1200メートルが鍵になるが、直線の長い中京なら対応できそうなイメージ。ハイペース必至のメンバー構成でもあり、末脚全開なら上位争い可能。叩いた上積み十分のタワーオブロンドン、堅実なダノンスマッシュ、前走圧巻の勝ち方だったグランアレグリアが強敵か。
12Rライトオブピース ☆
3走前はいい末脚を見せ2着と健闘したが、現状では展開の助けが必要。先行馬が残りやすい中京では…。前走は出遅れが応えたプタハ、好仕上がりで中京は合うラブリーイレブン、前走は一旦先頭に立ち見せ場十分だったダンケシェーンが上位候補か。
<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。