フェブラリーSの枠順が確定!

2021年2月19日 10:10

フェブラリーSの枠順が確定!

 第38回を迎える今回は、傑出馬不在の大混戦。その中で注目は明け4歳の2枠3番カフェファラオだ。今回の東京ダート1600メートルは昨年6月ユニコーンSの圧勝を含めて2戦2勝。2番人気の前走・チャンピオンズC(6着)は見せ場止まりに終わったが、コース替わりで一変が期待できる。ルメールの継続騎乗で悲願のGⅠ初制覇を狙う。

 根岸Sで重賞初Vを飾ったレッドルゼルは8枠16番に入った。初の1600メートルに不安は残るが、ロードカナロア産駒として初のダート重賞を勝ったポテンシャルは侮れない。2走前に同舞台の武蔵野Sを制した5枠9番サンライズノヴァは末脚が身上。ここも松若とのコンビに期待が膨らむ。昨秋の交流GⅠ南部杯を制した3枠6番アルクトスも東京巧者だけに外せない1頭。東海S快勝の上がり馬オーヴェルニュは7枠14番からの戴冠をめざす。

 中の人注目は、4枠8番のワイドファラオ。名門・角居厩舎が最後に送るG1出走馬。師は砂G1はカネヒキリとサンビスタで現役2位タイの4勝を誇る。ワイドファラオ自身も展開次第ではあるが、ユニコーンS勝ちなどの実績があり、この舞台は合う。

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