金鯱賞の枠順が確定！

　デアリングタクトが1枠1番から待望の始動戦を迎える。昨年は史上初めて無敗で牝馬3冠を達成。その後挑んだ前走のジャパンCは初黒星の3着。ただ、アーモンドアイとコントレイル相手での敗戦ならば評価を下げる必要はない。歴史的名牝へ、ここは負けられない。

　デアリングタクト以外にもG1馬が虎視眈々。中でも、ジャパンCでデアリングタクトから0秒1差の5着だった4枠4番グローリーヴェイズが相手筆頭だ。久々の2000メートルの克服がカギになる。久々にデムーロ騎手騎乗となるキセキは7枠7番に入った。フットワークの大きな馬だけにコーナリングが不安材料だが、新天地で復活を期す。少頭数ながら友道厩舎からは2頭の出走。8枠10番ポタジェは姉にルージュバック、3枠3番ブラヴァスは母がヴィルシーナと2頭ともに今年の大きな飛躍が期待される血統馬だ。

　中の人注目ギベオンは5枠5番に入った。このコースは中日新聞杯を勝っている舞台。昨年のこのレースはスムーズならと思わせた4着で、涙をのんだ。今回の斤量はその時以来の56キロ。アッと驚く一発を期待する。