阪神牝馬Sの枠順が確定!

2021年4月9日 10:30

阪神牝馬Sの枠順が確定!

 父がディープインパクト、母は仏GⅠを3勝したアヴニールセルタンという血統馬デゼルは7枠10番に入った。未勝利戦⇒スイートピーSを連勝し、オークスで2番人気にも支持されたポテンシャルの高さは血統通り。ただ皆が認める逸材も、3歳時は体質が弱く重賞で結果を残すことができなかった。それでも4歳になってグンと充実、前走の初音Sは着差以上の完勝劇を演じて見せた。初のマイル戦も懸念材料に挙がるが、長い直線、牝馬同士の重賞なら勝ち負け必至だ。

 4枠4番マジックキャッスルは前走の愛知杯で初重賞制覇。2着ランブリングアレーがその後、中山牝馬Sを制するなど相手関係からも評価できる。デアリングタクト、レイパパレと同じ4歳世代。ここも注目の一頭だ。

 こちらも同じくディープインパクト産駒の4歳馬リアアメリアは6枠8番から。昨年のローズS制覇後は足踏み続くが、直線の長いこの舞台で返り咲く。京都牝馬S2着のギルデッドミラーは2枠2番に入った。1F延長で脚がたまるかどうかがポイントになる。

中の人注目、展開のカギを握るイベリスは6枠7番に入った。逃げ切りVを見せた前走の京都牝馬Sのように楽に逃げられるかどうか。今週からのBコース替わりも追い風。

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