青葉賞の枠順が確定！

　ダービーへの2枚の切符をかけて、本番と同じコースで行われる前哨戦。唯一の重賞勝ち馬ワンダフルタウンは1枠2番に入った。前走・京都２歳Ｓでは後にきさらぎ賞を制するラーゴム、ニュージーランドＴを制してＮＨＫマイルＣの有力候補になったバスラットレオンを従えてのＶ。爪の不安でクラシック初戦には間に合わなかったが、万全の状態でダービートライアルから始動する。

　同レース4勝を誇る藤沢和厩舎のキングストンボーイは5枠10番から。共同通信杯では皐月賞馬エフフォーリアには離されたものの、後に重賞タイトルを獲るヴィクティファルス（スプリングＳ）、シャフリヤール（毎日杯）と接戦の４着と健闘。皐月賞3着のステラヴェローチェには先着してみせた。同師は来年2月で70歳定年のため、これがラスト出走。最後のダービー切符を獲得できるか。

　中の人注目は3枠5番のワンデイモア。昨年10月の未勝利戦では東京コースで後方から差し切って優勝。前走の弥生賞ディープインパクト記念では7着もスローペースに泣いた形で悲観する内容では無い。同厩の牝馬・サトノレイナスがダービー出走を表明しており、続きたい。