平安Sの枠順が確定!

2021年5月21日 10:20

平安Sの枠順が確定!

 確固たる主役が不在の混戦模様の中、オーヴェルニュは3枠5番に入った。昨秋からリステッドを連勝すると、年明けの東海Sでは勢いそのままに重賞初制覇。前走のフェブラリーSではG1の壁に跳ね返され13着も、慣れないコーナー2つの舞台だったため度外視できる。コーナー4つの今回のコースで再度実力を示したい。

 捲土重来を期すアメリカンシードは8枠16番から。ダート初挑戦から余裕の3連勝も、ダート重賞初挑戦となった前走のマーチSでは落鉄も響き14着と大敗を喫した。仕切り直しの一戦を前に、藤岡師は「頭の高さが改善してきた」と成長を語る。名手ルメールの継続騎乗も心強い。5枠9番のマスターフェンサーは久々の中央での競馬。3歳時に米クラシック戦線を経験し、昨年は国内の地方交流重賞を3連勝するなど実績は最上位だ。初めてのJRA重賞のペースに対応できるかがカギとなる。

 中の人注目は7枠14番のサクラアリュール。昨年10月に同舞台で行われたシリウスSでは、後にフェブラリーSを優勝するカフェファラオと3/4馬身差の2着と差のない競馬。近2走でも連続して3着と安定感が光る。ここでも相性の良さと堅実さを発揮できるか。

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