目黒記念の枠順が確定！

　ダービー後の最終レースに定着した日本最古の重賞・目黒記念。今年の人気の中心は6枠11番のグロンディオーズだろう。前走のダイヤモンドSでは先に抜け出した重賞2勝馬オーソリティをゴール直前で捉えて重賞初V。3着以下を大きく離す完勝だった。鞍上のルメールはダービーで有力馬の一頭であるサトノレイナスに騎乗。レイデオロ（ダービー）とフェイムゲーム（目黒記念）で同日2重賞制覇を飾った17年の再現となるか。

　西の名門・友道厩舎はこの伝統のレースに2騎を送り込む。4枠8番のヒートオンビートは母が桜花賞馬マルセリーナという良血。オープン初戦だった前走・大阪ハンブルクＣでレコード決着の首差２着と本格化ムードが漂う。もう一頭のアドマイヤポラリスは3枠6番に入った。キャリア17戦で3着以内が15回と安定感が光る。2勝→3勝クラスと連勝して挑む重賞の舞台で結果を残せるか。

　中の人注目は3枠5番のウインキートス。重賞初挑戦となった前走・日経賞ではシンガリ負けも3コーナーで大きな不利があり度外視できる。手綱をとった丹内もレース後に「3角の不利が全て」とコメント。52キロという斤量も魅力的で、スムーズなら一発があってもよい。