天皇賞・秋の枠順が確定!
2021年10月28日 15:40 GⅠ5勝の実績を誇るグランアレグリアは5枠9番に入った。2000メートル初参戦だった春の大阪杯は4着。しかし距離適性以前に大雨による馬場の問題が大きく参考外としていい競馬だった。安田記念については「喉が悪くて本来の呼吸ではなかった」とルメールが振り返り、この休養の間にその喉の手術を受けた。状態は問題なく、調教でも極上の切れ味を披露。藤沢和厩舎最後の傑作が6度目のGⅠタイトルへ視界良好だ。
昨年牡馬クラシック3冠を無敗で制したコントレイルは1枠1番に入った。昨年のジャパンCではアーモンドアイ、デアリングタクトと3頭の3冠馬による世紀の一戦で2着。世代のトップホースとして素晴らしい走りを披露した。前走の大阪杯は3着だったもののこちらもグランアレグリア同様、馬場の影響が大きく本来の走りではなかった。既に年内引退が発表され、こことジャパンCのラスト2戦に全力投球の構えだ。
春は皐月賞1着、ダービー2着だったエフフォーリアは3枠5番から古馬との初対戦を迎える。今年の3歳世代は古馬との対戦でも結果を出しており、この馬の復帰にも期待が高まる。ダービーでは力む面がありながら豪脚を繰り出したシャフリヤールとはハナ差。負けて強しだった。56キロの斤量で臨めるだけに、このアドバンテージは是非活かしたいところ。先週、菊花賞で逃げ切り勝ちを決めた相棒・横山武と自身2度目のGⅠ制覇を目指す。
中の人は3強の中でも1枠1番コントレイルに注目。昨年のジャパンCでは豪華メンバーを抑えて、上り最速の脚。菊花賞の疲れも叫ばれた厳しいローテの中、あの走りは見事だった。東京コースでアーモンドアイ以外には負けられない。
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