スワンSの枠順が確定!
2021年10月29日 11:20 1着馬にマイルチャンピオンシップへの優先出走権が与えられる「第64回スワンS」。昨年は単勝万馬券が飛び出す波乱があった。今年も混戦ムードの組み合わせだ。
活躍が目覚ましい3歳世代のルークズネストは2枠3番に入った。今春はシンザン記念で後にスプリンターズSを制するピクシーナイトと接戦を演じ、ファルコンSでGⅠ馬グレナディアガーズを破るなど世代のトップレベルと対等に渡り合った素質馬。秋の始動戦となった前走も2着と格好をつけた。阪神に勝ち鞍もあり、コース替わりは歓迎。古馬を下して重賞2勝目を手にするか。
実績最上位のダノンファンタジーは5枠9番。阪神でGⅠ含む重賞4勝を挙げているコース巧者で、1400メートルも昨年の阪神C勝ちなど守備範囲。5月のヴィクトリアマイル以来となるが、人気必至だ。クリノガウディーは5枠10番から悲願の重賞初制覇を狙う。昨年の夏以降、冴えない競馬が続いていたが、今年に入ってからは本来の実力を発揮できている。好相性の岩田康の継続騎乗も心強い。
中の人注目は1枠2番のサウンドキアラ。阪神で重賞勝ちのある実績馬で昨年のヴィクトリアマイルではアーモンドアイの2着。今年に入ってからも高松宮記念で勝ち馬と0.4秒差の6着など、重賞戦線で上位争いする力はある。ダノンファンタジーと同じローテで久々となるが、侮れない一頭だ。