【浜田・東京本社ワンモアトライ】7日阪神11R 前走の根性差しが光ったメイショウハリオ

2021年11月7日 08:00

 みやこS。昨年の覇者クリンチャーがV候補であることに異論はない。ただ、そのVを含め、ダートでの3勝は全て川田の手綱。他の騎手ではどうも詰めが甘い点が気掛かりだ。レジェンド武豊とのコンビに飛びつけない理由がそこにある。

 人気馬に本命を打たないと決めたからには、思い切ってメイショウハリオで穴狙いだ。前走は中団の内ラチ沿いをキープ。直線も徹底したイン狙い。岩田康の好騎乗が光ったが、ゴール前は1、3着馬に両サイドから挟まれる形。狭いスペースで追いづらそうな場面もあっただけに、頭差2着は価値が高い。しかも勝ち馬ライトウォーリアはは阪神4戦無敗のコース巧者。3着はG1で何度も上位争いしているサンライズソア。オープン特別とはいえ相手も強かった。ともあれ、あの狭いスペースでもひるまなかった根性は大したもの。今の充実ぶりなら時計もまだ詰められそうだ。弟の3歳テーオーロイヤルは春の未勝利V以降から4戦3勝と躍進中。兄も負けられない。(3)から。

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