ユイノゴトク 道中リラックスして走れるか

2021年11月19日 14:23

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて9鞍に騎乗します。

ユイノゴトク(土曜2R)の前走は勝った馬が強かったですね。それでも後ろは離していましたし、やはり力はあります。ただ、中間乗っていても力みが凄いので、道中リラックスして走れるかがポイントになりそうです。

パーチル(土曜4R)はまだスピードがもうひとつですし、体力も付き切っていない感じ。使いながら成長してくれれば。

ケカリネイアウ(土曜5R)は悪くない馬ですよ。普通に動いていましたし、気性も大人しいので、初戦からどこまでやれるか楽しみはあります。


今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
2Rユイノゴトク ☆☆☆☆
 2戦連続で2着し、前走も相手が悪かっただけで後続には3馬身差。折り合いが鍵にはなりそうだが、今回も上位争い必至。やや太目残りの前走でも3着と力を見せたソリダリティ、前走は不完全燃焼だったマイネルシーマー、渋太く脚を使い新馬戦で2着したジュンブロッサムが強敵か。

4Rパーチル ☆
 入念に乗り込まれ最終追い切りの時計も悪くなかったが、まだ成長途上の印象。初戦からは…。上々の動きを見せ気性も新馬向きのグラットンラッシー、本数は少ないが動きは悪くないオモイソメル、再仕上げも水準以上の時計をマークしているフロールシュタットが上位候補か。

5Rケカリネイアウ ☆☆
 小柄な割にはしっかり乗り込まれおり、及第点の動きは見せている。初戦向きの印象で上位食い込みがあっても不思議ではない。良血馬で動きも抜群のホーリーエンブレム、素軽い動きを見せているシークルーズ、最終追い切りで上々の動きを見せたクインズステラが上位候補か。

7Rニシノダンテ ☆☆
 昇級初戦の前走が、後方から差を詰めて7着と悪くない内容。過去に2着と好走しているように1400メートルでも問題なく、展開ひとつで上位食い込みがあっても。長くいい脚を使うマイナーズライト、前走2着と昇級でいきなりメドを立てたロードレイライン、距離短縮とブリンカー着用で粘り込みを狙うアポロティアモが上位候補か。

日曜日
1Rカルーナブルガリス ☆☆
 前走はコーナーでスムーズさを欠き10着に敗れたが、2走前に3着するなど力はある。ブリンカー着用でスムーズに運べれば上位食い込みがあっても。差す競馬で前走3着と収穫があったカブラヤジョウ、太目の前走を叩き上積み十分のモンスマルティス、前走はスタートで接触する不利があったサンマルクレイジーが上位候補か。

3Rロジマギーゴー ☆
 ここまで3戦して4着が最高着順。最後は脚を使うが、ワンパンチ足りない印象で、現状では展開が向かないと…。末脚堅実なシャノワール、立て直した前走で2着と変わり身を見せたナンヨーアゼリア、好仕上がりで素質も高いストーリアが上位候補か。

8Rオーマオ ☆☆
 前走は後方からいい脚を使い昇級初戦で4着とメドの立つ内容。渋太く脚を使えるタイプで、極端なスローペースでなければ上位食い込みも。ダートでは底らしい底を見せていないキャリアリズムとディールクルム、急仕上げの前走を叩いて上積み十分のアポロミラクルが上位候補か。

10Rレイオブウォーター ☆☆
 前走は中山で7着と敗れているように、小回りより広いコースの方が向くタイプ。2走前に3着とメドは立っており、能力全開なら上位食い込みがあっても。長くいい脚を使うラヴィンジャー、末脚堅実なトゥルーヴィル、東京は相性が良いサトノフォーチュンが上位候補か。

11Rメイショウベンガル ☆☆
 前走は直線で接触する不利があり10着も、勝ち馬とは僅か0.3秒差。2走前4着時の末脚は見所があり、展開ひとつで食い込みがあっても不思議ではない。前走楽勝だったヘリオス、前走は一旦先頭に立ち勝ちに等しい内容で2着だったスマートダンディー、オープン特別なら地力上位のイメルが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

特集

この記者のコラム

他の記者のコラム