シンザン記念の枠順が確定!

2022年1月7日 10:30

 言わずと知れた出世レース「第56回シンザン記念」。ここを制したジェンティルドンナ、アーモンドアイは後に三冠を達成し、昨年の覇者・ピクシーナイトも3歳でスプリンターズSを優勝した。今年も将来性あふれる素質馬15頭が中京競馬場に集結した。

 新馬Vの手綱を取ったルメールが「新しいグランアレグリア」と称賛したラスールは2枠2番に入った。新馬戦では最後の直線で楽に抜け出すと後続に3馬身半差をつける快勝。キタサンブラック産駒は牡馬に東スポ杯2歳Sを制したイクイノックスがいるものの、牝馬で重賞勝ちした馬はまだいない。名手がほれ込む逸材がここで決める。

 東スポ杯2歳S5着からの巻き返しを図る良血馬レッドベルアームは5枠9番から。兄2頭がマイル重賞を制しており、1Fの距離短縮で変わり身に期待できる。2連勝で勢いに乗るソリタリオは2枠3番。ここまで4走すべて左回りでオール連対しており、前走・こうやまき賞は今回と同じコース。実績のある舞台でタイトルをつかむ。

 中の人注目は5枠8番のウナギノボリ。こうやまき賞ではスタートで後手を踏み、ソリタリオに首差敗れたものの、最後まで差を詰めた末脚は魅力的だ。中間では入念にゲートをチェック。連覇を狙う音無厩舎の仕上げに余念は無い。

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