サウジCデー オープニングから強豪集結

2022年2月10日 05:30

 26日にリヤドで行われるサウジカップデーのオープニングカードとして行われるG3ネオムターフCに、欧州からロードノース(セン6)、パイルドライバー(牡5)、エバイーラ(牝5)の強豪3頭が参戦することとなった。8日に主催者が催したズーム会見で、それぞれの調教師が出走プランを明らかにしたものだ。

 昨年春のG1ドバイターフで2度目のG1制覇を果たして以来、戦列を離れているロードノースについて、T・ゴスデン師は「力を発揮できる状態に仕上がっている」と強調。G1コロネーションC勝ち馬パイルドライバーについて、W・ミュール師は「2着となった暮れの香港ヴァーズ以降、ここを目標に調整してきた」とコメント。

 今季からアガ・カーン殿下のお抱え調教師となったF・H・グラファード師は、フランスの重賞4勝馬で、香港ヴァーズ3着のエバイーラについて「今週土曜日に追い切る。状態が良ければ出走にゴーサインを出す」と意気込みを語った。ここに参戦する日本代表は、昨秋のジャパンC2着馬オーソリティ(牡5)だ。今年のサウジCデーはオープニングカードから目の離せない戦いが展開されることになりそうだ。(競馬評論家)

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