阪神大賞典の枠順が確定!

2022年3月18日 10:40

 1着馬に天皇賞(春)の優先出走権が与えられる伝統の長距離重賞「第70回阪神大賞典」。昨年の覇者ディープボンドは7枠11番から連覇に挑む。昨年の同レースでは2着馬に5馬身差をつけるぶっちぎりV。その後の国内GⅠでは連続して2着、国外でもフォワ賞勝ちなど出走馬のなかでは圧倒的な実績を誇る。悲願のGⅠ獲りへここは負けられない。

 一昨年の覇者ユーキャンスマイルは6枠8番に入った。昨年もディープボンドの2着と高い適性を誇る。近走の着順は奮っていないものの、戦ってきた相手は一枚も二枚も上だ。距離を延ばして連勝と勢いに乗るマカオンドールは6枠9番から。ここ4走は毎回の距離延長だったがすべてで上がり3F最速をマーク。重賞の舞台でも末脚を発揮できれば好勝負。

 中の人注目は4枠4番のトーセンカンビーナ。3000メートル以上では4戦してすべて掲示板に載る安定感。20年の天皇賞(春)でも5着と能力は高い。スタートが課題だが、加藤征師は「中間はゲートをしっかりとやっているし、以前よりも出るようになっている」と手ごたえをつかんでいる。

特集

この記者のコラム

他の記者のコラム