なにわS。シャマルは昨夏の新潟でブリンカーが奏功して3連勝。その後に休養し、今年初戦の伊賀Sでは6着に敗れた。スタートは五分に出たが、先手を主張した3頭に前に入られた。道中で終始、砂をかぶる形。苦手なパターンだった。好位の外でスムーズに運んだ前走で、あっさり2着に巻き返した。3連勝もこの形。逃げ馬の番手を砂をかぶらず追走できれば、確実に力を発揮する。

　今回は外寄りの12番枠で、先手を主張しそうな馬は全て内側に入った。仮に激しい先陣争いになったとしても、前を見ながら好位置を確保できる並びだ。直線に向いてしまえば、あとは追うだけ。3勝クラスを突破できるスピードは、既に証明済みだ。（12）から。