富士Sの枠順が確定!

2022年10月21日 10:30

 1 着馬にマイルチャンピオンシップへの優先出走権が与えられる「第25回富士S」。今年は春に実績を残した3歳勢が注目を集める。NHKマイルCの覇者ダノンスコーピオンは7枠14番に入った。マイルに限れば【3・0・1・0】と崩れ知らずで、今回はGⅠを制したコースとこれ以上ない舞台設定。古馬とは初対戦だが、GⅠ馬として負けられない一戦となる。

 同じく3歳のセリフォスは5枠10番から。前走の安田記念では4着と古馬の一線級相手でも十分に渡り合えることを証明した。昨年の朝日杯FSではダノンスコーピオン(3着)に先着しており、展開ひとつで逆転可能だ。8枠15番のピースオブエイトもデビューから3連勝でダービーに出走した将来性豊かな3歳馬。前走・小倉記念5着から距離短縮で上位進出を目論む。

 迎え撃つ古馬では7枠13番のソウルラッシュが有力。GⅠ初挑戦となった安田記念では直線で前走・安田記念は直線で進路を失い13着も、春に4連勝でGⅡマイラーズCを制覇した実力は本物。松山との新コンビで再びGⅠ撮りへ動き出す。1枠2番のタイムトゥヘヴンは重賞制覇を成し遂げたダービー卿CTから3戦続けて掲示板内と復活をアピール。ここでも上位争いを演じる力は十分にある。

 中の人注目は3枠5番のピースワンパラディ。デビューしてから左回りのコースしか使われていない生粋のサウスポーで、東京にも良績。約1年半ぶりの実戦となった前走・関谷記念では5着と健闘した。ひと叩きされたここで、激走が合ってもおかしくない。

特集

この記者のコラム

他の記者のコラム