ジャパンCの枠順が確定!

2022年11月24日 19:00

 ダービー馬シャフリヤールは7枠15番から海外馬を迎え撃つ。先輩ダービー馬コントレイルに挑んだ昨年のジャパンCは3着に敗れたものの、4歳初戦となった今年のドバイシーマクラシックを勝利。この路線二つ目となるGⅠタイトルを手にした。秋初戦の天皇賞・秋こそ伸びを欠いたものの得意舞台の東京2400メートルで3つ目のタイトル奪取を狙う。

 活躍が目立つ3歳世代からはダノンベルーガが参戦。7枠14番に入った。GⅠ勝ちこそないが、皐月賞4着、ダービー4着、天皇賞・秋3着と王道路線を歩み経験を積んできた。完成はまだまだ先の印象を受けるが、勢いは侮れない。3冠牝馬デアリングタクトは4枠8番から。ケガから復帰後はなかなか結果がついてこないが、レースでは馬場の影響などもあり能力は出し切っていない印象。新しくコンビを組むマーカンドとの化学反応に期待したい。

 前走の京都大賞典で重賞初制覇を飾った3枠6番ヴェラアズールも注目の存在。上り馬らしい勢い十分の末脚はGⅠ制覇を予感させるそれだった。ムーア騎乗も期待の高さをうかがわせる。今年のパリ大賞優勝馬オネストは1枠2番。晴れ予報を歓迎しているだけに、陣営は日本の芝への適性を高く見ていると言えそうだ。

 中の人は4枠7番のテュネスに注目。半兄に凱旋門賞馬トルカータータッソを持つ良血馬は、前走のバイエルン大賞を5連勝で制し、GⅠ初制覇を飾った。馬場への適性がカギになるが、ポテンシャルと勢いは一級品。伸び盛りの3歳馬で非常に楽しみな存在だ。

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