チャンピオンズCの枠順が確定!

2022年12月1日 14:20

 6枠12番に入ったテーオーケインズが不動の主役だ。昨年はうなるような手ごたえで、他馬を圧倒。前年の覇者チュウワウィザード以下に6馬身差をつけGⅠ初制覇を成し遂げた。今年に入ってからは、サウジCこそ8着に敗れたものの、国内に戻って平安SとJBCクラシックで重賞2勝を上積み。前走の完勝ぶりから、連覇の可能性は大きいとみる。

 JBCクラシックではテーオーケインズの2着、捲土重来を期すクラウンプライドは5枠10番に入った。前走は果敢な逃げも、GⅠ馬の後塵を拝した。陣営は「逆転したいと思って厩舎一丸になってやってきました」とリベンジに燃える。2枠3番、同じく3歳馬ハピにも期待がかかる。古馬初対戦だったシリウスSで2着、前走みやこSも4着ながら勝ち馬と0秒1差だった。成長が見込めるこの時期なら更なる上昇も。

 ダート転向後2勝、2着1回と完全に軌道に乗ったジュンライトボルトは3枠5番から。ダート重賞初挑戦の前走シリウスSは力強く抜け出し、初の重賞タイトル。勢いはここでも侮れない。前走のみやこSで久々の勝利を手にしたサンライズホープは1枠2番に入った。出遅れる競馬となったが、「災い転じて福となす」を体現、捲りの競馬で新味が出た。ここでも注目だ。

 中の人注目は6枠11番に入ったバーデンヴァイラー。姉にBCディスタフの勝ち馬マルシュロレーヌを持つ良血馬は今回、ブリンカーを着用。ムラっぽさがあるだけにここが転機になる可能性も。レーンの手綱さばきにも期待したい。

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