さあ、今年最後のＧ１ホープフルＳ。将来楽しみな馬たちがそろって予想のしがいがある。本命は（１）ファントムシーフ。新馬戦の内容もさることながら、野路菊Ｓが強かった。スタートも良く、折り合えるし、レースセンスは抜群。内枠すぎる感もあるが、有馬記念で２着にきた福永騎手なら問題なさそう。フルゲートも問題なく、中山２０００メートルは合いそう。まだ未知な部分はあるが、来年のクラシックでも楽しみな馬。ここは好走を期待したい。

　対抗は（９）セブンマジシャン。中山と阪神で完勝。前走は道悪でスタートも悪い中で大外から突き放した。どんな条件でも走りそうでＣ・デムーロ連続騎乗もいい。有馬記念の勝ち馬と同じ馬番で縁起もいいね。

　３番手に（１８）ミッキーカプチーノ。葉牡丹賞はフルゲートで出遅れながら、最後はまとめて差し切っての３馬身半差快勝。今回と同舞台でタイムも速かった。残り１Ｆからの伸びは素晴らしく、今回は大外枠だが中山２０００メートルならそこまで不利ではない。むしろ、もまれないので良いかも。

　次に（１４）ジェイパームス。まだ１戦１勝だが、初戦は２番手で折り合って上がり３Ｆ３３秒８。この相手でも戦える。昨年の優勝馬キラーアビリティとの兄弟連覇も夢じゃない。この４頭を軸に馬券は組み立てたい。

　他では東スポ杯で掲示板の４頭、初戦３着後に連勝の（６）グリューネグリーン。萩Ｓが強かった（８）トップナイフ、穴で（１３）ヴェルテンベルク。ルメール騎手の（１５）キングズレインも切れない。

　馬券は３連単ＢＯＸ（１）（９）（１４）（１８）を各１０００円、３連単フォーメーション（１）（９）（１４）（１８）―（１）（９）（１４）（１８）―（２）（３）（４）（５）（６）（８）（１０）（１１）（１３）（１５）を各２００円、３連単２頭軸マルチ（１）―（９）―（２）（３）（４）（５）（６）（８）（１０）（１１）（１３）（１４）（１５）（１８）を各４００円の計７万６８００円勝負！よろしくちゃーん！

　◇じゃい　１９７２年（昭４７）３月２０日生まれ、神奈川県出身の５０歳。お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のボケ役。ネタ作りも担当。８月２１日のＷＩＮ５で９３７０万６７１０円の超高額配当を的中させた最強ギャンブラー芸人。「勝てる馬券の買い方」（出版社・ガイドワークス）など著書も多数。