クイーンSの枠順が確定!
2023年7月28日 10:30 秋の牝馬重賞戦線への前哨戦「第71回クイーンS」。将来性豊かな3歳馬と確かな実績を持つ古馬が集結した。今年の注目は5枠7番のドゥーラ。桜花賞では二桁着順に甘んじたものの、オークスでは15番人気という低評価を覆し3着に激走した。札幌では重賞勝ちを含む2勝を挙げており、洋芝適性の高さは折り紙付き。2つ目のタイトル奪取を目指す。
ディープインパクト産駒の最終世代ライトクオンタムは3枠3番に入った。アーモンドアイやジェンティルドンナと同じく牝馬でシンザン記念を勝っており、瞬発力は非凡なものを持っている。レース当日は父ディープインパクトの命日。白星を届けられるか。重賞2勝のキタウイングは5枠8番。フェアリーSは11番人気で制しており、人気薄でも侮れない。
函館記念2着の3枠4番ルビーカサブランカが3歳勢の前に立ちはだかる。今月3度目の出走と6歳馬ながらまだまだ元気いっぱい。昨年の愛知杯以来となる重賞Vを狙う。昨年の有馬記念4着イズジョーノキセキは6枠10番。近走は不完全燃焼の競馬が続くが、本来の力が発揮できればここでも上位争い。
中の人注目は1枠2番のウインピクシス。重賞に挑んだここ2走はともに外枠を引いて苦しい競馬になったが、重賞でも逃げることができるスピードは魅力。コンビを組む横山武も「馬場も奇麗だし、この子の立ち回りが合うと思う」と手ごたえを感じているようだ。