マイルCSの枠順が確定!

2023年11月17日 09:20

 昨年の覇者セリフォスは6枠11番から連覇を狙う。ドバイターフ5着から挑んだ前走のGⅠ安田記念はソングラインの決め手に屈したものの存在感たっぷりの2着。マイル戦線のトップクラスであることを改めて証明した。富士Sを夏負けの影響もありパスしたが、中内田師は「力を発揮できる状態に整いました」と自信を見せており、父子2代で同一JRA・G1連覇を達成すれば、史上初の快挙となる。

 5枠9番シュネルマイスターは3走前マイラーズCで勝利、同じ舞台を勝っている点は魅力だ。その時と同じく、美浦で1週前追いをこなしてから栗東に滞在。厩舎の経験値をフルに発揮して3歳時以来のGⅠ制覇に挑む。

 各ステップレースの重賞を制して挑む3頭も要注意。目下4連勝中、前走・毎日王冠を制したエルトンバローズは4枠7番、牡馬相手の富士Sを制して挑むナミュールは8枠16番、京成杯AHを制したソウルラッシュは1枠1番に入った。各馬それぞれGⅠ初制覇に向け、態勢を整えている。

 中の人注目イルーシヴパンサーは8枠15番から。前走はスタイルを変え、先行集団での競馬を経験した。晩成のハーツクライ産駒。「だいぶ完成してきている」との師の言葉に充実感がにじむ。

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