【浜田の公式“券”解】3日中京11R セラフィックコールが止まらない

2023年12月3日 08:00

 チャンピオンズC。ダート馬はいったん波に乗ると連戦連勝というタイプが多い。半面、不振に陥ると簡単には回復しない。阪神から中京に移設され、チャンピオンズCに新装された14年以降の9回で、直近2戦で馬券に絡まないまま優勝したのは2頭のみ。14年ホッコータルマエはその時点でJpn15勝を含むダート重賞9勝。17年ゴールドドリームはその年のフェブラリーSを勝っていた。G1を勝てる能力を既に示していないと、巻き返しVは厳しい。残る7頭は近況好調のまま、一気に戴冠へと持ち込んだ。

 この理論でいけば、今年は近況好調馬がズラリ。どの馬が勝っても不思議はないが、最も勢いがあるのは5戦無敗の3歳馬セラフィックコール。振り返れば3歳Vは2頭。18年ルヴァンスレーヴは4連勝(通算8戦7勝)、19年クリソベリルは無敗6連勝で当レースを制した。実力はもちろんだが、最も重視したいのは勢いと若さ。波に乗っているダート馬は黙って買いだ。(12)から

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