阪急杯の枠順が確定!

2024年2月23日 10:30

 短距離GⅠ戦線に向けた前哨戦「第68回阪急杯」。重賞2勝のウインマーベルは1枠1番に入った。同じ舞台で行われた前走の阪神Cは1分19秒3と出色の勝ちタイム。一昨年にはスプリンターズS2着と実績は最上位だ。悲願のGⅠ獲りに向けて、今年はここから始動する。

 昨年12月からわずか2カ月で3連勝してオープン入りを果たしたアサカラキングは8枠16番から。前々走からの1400メートル起用もはまり、昇級戦でも楽々の逃げ切り勝ちを収めている。斎藤誠師と斎藤新騎手の父子タッグにも注目だ。

 重賞初挑戦のダノンティンパニーは7枠15番。園田デビューし3連勝したのち中央に転入。その後も勢いは止まらず僅か4戦でオープン入りを決めた。前走がオープン初戦で5着も、不利があり度外視できる。遅れてきた怪物が短距離界の勢力図を塗り替えるか。重賞で3着3回の実績を持つスマートクラージュは4枠7番。2年4カ月ぶりとなる7Fに対応できるかが鍵となるが、実力通りに走れば楽しみな一頭だ。

 中の人注目は8枠18番のメイショウホシアイ。芝での3勝は全て阪神1400メートルというコース巧者。「先週CWコースでいい時計が出ている」と高橋亮師も納得の調整ができており、重賞初挑戦でも一発が狙えそうだ。

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