秋の阪神開幕週の日曜メインはサマースプリントシリーズ最終戦「セントウルS」。連覇を狙うトウシンマカオは7枠14番に入った。昨秋はこのレースを勝ち、スプリンターズSでも堂々2着。3月の高松宮記念は4着も、5月の京王杯SCで重賞5勝目と勢いに陰りはない。悲願のGIタイトルに向け、ここは連覇で勢いをつけたい。

　23年のスプリンターズS覇者ママコチャは2枠3番から。こちらも6歳馬だが、衰えを感じさせない。昨年は2着、京王杯SCでも2着といずれもトウシンマカオの後塵を拝しているが、リベンジを果たし、スプリント女王の完全復活なるか。

　3枠6番に入ったアブキールベイはフレッシュな3歳馬。2走前の葵Sで重賞初制覇、前走の北九州記念は古馬相手に3着と実力を証明し続けている。53キロは追い風で、上位食い込みを目論む。

　中の人は7枠13番カルチャーデイに注目する。23年のファンタジーS以来、勝利から遠ざかっていたものの、3走前今回と同じ阪神芝1200メートルで復活を遂げた。近2走は重賞でも好走しており、ここでも侮れない一頭だ。