【スプリングS】田井が馬体から導き出した「消耗戦でこそ輝けるV候補」とは?

2024年3月14日 14:30

つばき賞でキープカルム(右)との叩き合いを制したメイショウタバル(撮影・亀井直樹)

 スポニチの田井が11日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演した。17日に中山で行われるGⅡスプリングS出走馬の中から、好走期待馬を3頭ピックアップ。「東京の上がり勝負で勝ち上がってきた馬にとっては別次元の適性が求められる」「瞬発力より持久力」と前置きし、1頭目にメイショウタバルを挙げた。

 「ゴールドシップ産駒としては、筋肉量が目立つ珍しいタイプ」との分析からスタート。「臀部の筋肉は容量が大きく、各パーツの主張が強く高品質」と賛辞を並べ、続けて「血管や筋肉の筋、腱がしっかりと浮かび上がっている」と状態の良さにも太鼓判を押した。

 また同馬の特徴に首の高い走法を挙げた田井。「メジロパーマーに代表されるように、首が高い馬は切れる脚が無く、持続力勝負で真価を発揮する」と解説し、折り合いや初の関東遠征などの懸念は示しつつも、「消耗戦でこそ輝けるV候補」と期待を寄せた。田井の最終的な印は金曜日18時30分ごろにスポニチ競馬Webで先行公開される。

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