阪神大賞典の枠順が確定!

2024年3月15日 10:30

 前々走のスポニチ賞ステイヤーズSで2着、前走のダイヤモンドS勝利と、長期休養明けから復調を見せている現役屈指のステイヤー、テーオーロイヤルは4枠6番に入った。トップハンデ58・5キロを背負った前走のダイヤモンドSでは直線でサリエラと見ごたえ十分の叩き合い。ただ菱田の「着差以上に余裕がありました」との言葉は頼もしく、GⅠ制覇に向けここでは負けられない。

 6枠10番のサヴォーナは明け4歳での飛躍が期待される一頭。始動戦となった前走の日経新春杯はうまく立ち回って2着に入るなど実力を見せた。伊藤助手は「体も精神面も大人になってきた」と成長を口にしており、重賞初Vの時は近い。日経新春杯を心房細動明けで勝利したブローザホーンは2枠2番から重賞連勝を狙う。中野厩舎の定年解散に伴い、吉岡厩舎に転厩。気になる状態だが、「使ったことでピリッとした感じはありました」と美浦から最終追いに駆け付けた菅原明は好感触を伝えている。1キロ増の斤量もカギを握る。

 中の人注目は7枠13番のシルヴァーソニック、天才・武豊と3年9カ月ぶりのコンビを組む。昨年の天皇賞・春以来10か月ぶりの実戦となるが、鞍上は「元気はいいですね」と手応え。手綱さばきに期待が懸かる。

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