【函館記念】田井「最終週の荒れた芝は歓迎」 “逆襲必至”と睨む好馬体の持ち主は?

2024年7月10日 12:00

24年中山金杯を制したリカンカブール

 スポニチの田井が8日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演した。14日に行われる函館記念出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説。コース形態、開催最終週などのファクターから「バランスを崩しにくい体幹の強い馬体がアドバンテージを得る」とした。

 複数頭をピックアップする中、リカンカブールを真っ先に挙げた田井。「パワーみなぎる好馬体」「エンジンの排気量はS級」と賛辞を贈ると、「例年通りのロングスパート戦になっても、エンジンの性能でライバルにひけを取ることはない」と強調した。

 中山2勝、小倉2勝、阪神内回り1勝と、全5勝は直線が短いコース。「首や胴が短く、重心が低い立ち姿勢は器用な走りにつながる」と小回り適性の高さを馬体から解説し、ストライドの小さい走法から「道悪も苦にしない」「最終週の荒れた芝は歓迎」と付け加えた。

 「銭形模様が浮かび上がるほどに皮膚が洗練されている」と状態面にも賛辞。前走のGⅠ大阪杯は大歓声でイレ込み16着に敗れたが、「平常心でレースに臨めれば逆襲必至」と結んだ。田井の最終的な印はスポニチ競馬Webで金曜日18時30分ごろに先行公開される。

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