菊花賞の枠順が確定!

2024年10月17日 14:30

 2冠制覇を狙うダービー馬ダノンデサイルは2枠4番に入った。夏場は宮城県の山元トレセンで過ごし、リフレッシュ。主戦の横山典も「相当背が伸びたし大きくなった。素晴らしい体になった」と太鼓判を押す。初となる3000メートルも、鞍上は「ダービーが終わって止めるのが大変だったぐらい」「長い方がいいだろう」と不安を一蹴。世代を制した脚が今度は淀の舞台で輝きを放つ。

 5枠10番メイショウタバルは前走の神戸新聞杯を快勝、ダービー出走取消のうっぷんを晴らした。1週前では状態の良さをアピール。ただ、最終追いで見せたテンションの高さは長距離戦では特に見逃せないだろう。能力は間違いなく世代上位。浜中の手腕が問われる一戦となりそうだ。

 東のトライアルレース、セントライト記念を快勝したアーバンシックは7枠13番から。その前走は後方待機からのこれまでとは異なり、レースセンスの高さを見せつけ完勝。心身の成長を示した。気になる状態も「上向いています」と武井師。名手ルメールを背に最後の一冠に挑む。

 中の人注目ヘデントールは8枠16番に入った。1番人気支持された青葉賞こそ8着も、その後2連勝でこの舞台へ。日本海S勝利からの臨戦は昨年の勝ち馬ドゥレッツァと同じ“吉兆”ローテ。勢いそのままにGⅠ初挑戦、初戴冠を狙う。

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