日経新春杯の枠順が確定!

2025年1月17日 10:30

 今回と同じ舞台で行われた昨年の神戸新聞杯で重賞2勝目、3つ目のタイトルを狙うメイショウタバルは3枠6番に入った。前走の菊花賞は出入りの激しい展開に巻き込まれ16着。その後は有馬記念を目指すも賞金ボーダーで出走はかなわなかった。飛躍期す4歳初戦には好走実績のあるこの舞台を選択。「同型が来た時にどう対応できるかが鍵」と石橋師。仕切り直しの一戦に挑む。

 同じく4歳世代ショウナンラプンタは7枠14番から。昨年の神戸新聞杯3着、菊花賞で4着と、折り合いに進境を見せ成績が安定。差し脚にも磨きがかかってきた。ただ舞台は中京。「前残りの傾向なので簡単な競馬にはならないと思う」と高野師は気を引き締めている。

 現在3連勝中、本格化の兆しを見せるヴェローチェエラは7枠13番。メイショウ、ショウナンと同じ4歳世代。クラシックには無縁も勢いは侮れない。2枠3番のヴェルトライゼンデは一昨年の覇者。前走のエプソムCで約1年2カ月ぶりのレースを消化するとその後再び休養へ。今回は久々に加えて、トップハンデ59.5キロ。地力は無視できないが課題は多い。

 中の人注目は5枠9番サトノグランツ。昨年は勝ち切れない競馬が続いたが、「骨格も出来上がり、今が完成形」と友道師は充実ぶりを強調。「勝負の年」と位置付ける今季初戦を勝利で飾ることが出来るか。

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