エリザベス女王杯の枠順が確定!

2025年11月14日 09:20

 秋の女王決定戦G1エリザベス女王杯(京都・芝2200メートル外回り)の枠順が14日、確定した。

 昨年の有馬記念を制したレガレイラは4枠7番からG1・3勝目を狙う。2走前の宝塚記念は骨折休養明け、緩い馬場も影響し11着に敗れたが、前走オールカマーは別定57キロを背負ってV。強豪牡馬を一蹴し、非凡な能力を見せつけた。昨年の当レースは勝負どころで窮屈になり、断然の1番人気を裏切っただけに、ここはリベンジに燃える。

 昨年の桜花賞馬ステレンボッシュは1枠2番に入った。勢いのあった昨年に比べ、今年に入ってからは本来の輝きを失っているが、そろそろ浮上のきっかけをつかみたい。その意味でG1・3連勝中のルメールとのコンビは好材料と言える。

 3歳勢は秋華賞2着エリカエクスプレス、3着パラディレーヌが中心。今回も武豊とコンビを組むエリカエクスプレスは3枠6番から。見せ場十分だった前走同様に、ここでも快速ぶりが見られるか、リズムが鍵を握りそうだ。1枠1番に入ったパラディレーヌの前走は大外枠に加え展開も向かなかった印象。それでも直線で見せた末脚は外回りに替わってより効力が発揮されそうだ。

 中の人注目ボンドガールは5枠9番に入った。善戦タイプで、ここまでのキャリアでわずか1勝。ただ、能力は高いだけに距離克服と末脚が求められる展開になれば侮れない。

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