【ジャパンC】田井激賞の臀部とポテンシャル サンライズアースGⅠ初制覇だ!
2025年11月26日 12:00 スポニチの田井が24日、netkeibaTV『前走から一変!好調馬体チョイス』に出演。開催最終週の東京で行われるGⅠジャパンカップ(30日、芝2400メートル)に出走する馬の中から、馬体や状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。ダービー・オークス・菊花賞といったクラシック実績を重視しつつ、勝負の鍵となる“底力”と“スケール感”に主眼を置いた田井。その中で、数々のGⅠ馬ではなく、GⅠ未勝利馬サンライズアースの名前を真っ先に取り挙げた。
田井は同馬を「極端に暑さに弱い馬」と説明。2着だった前走・京都大賞典についても「夏場の猛暑が大きく影響した」と指摘した。一方で今回は「調教の時計、内容を見ても明らかに良化している」と上昇度に驚嘆。「立ち姿も前走時とは別馬で、筋肉の張りの次元が違う」と激賞した。
特に臀部の変化には目を見張り、「一回りどころか三回りぐらい大きくなった」と表現。半腱半膜様筋、大腿二頭筋の“バキバキ具合”については「父レイデオロにそっくり」と偉大な父の名を挙げ、スケールの大きさを強調した。「トレセンで歩く姿を間近で見ても、前走時とは一線を画す活気」があると評価し、その状態に改めて太鼓判を押した。
530キロの馬体重に加え、直飛節の後肢であることから、「高低差の大きい京都外回りの天皇賞・春でパフォーマンスを落とすのは仕方ない」と私見を述べた一方、「圧勝した阪神大賞典で発現している」本来のポテンシャルは、東京240メートルのジャパンCにおいても通用するとジャッジ。「自分のリズムで走れば他の追随を許さない」と加え、GI初制覇への可能性を示唆した。田井の最終的な印は、スポニチ競馬Webにてレース前日までに先行公開される。
