【朝日杯FS】皐月賞馬の父と「シルエットは瓜二つ」 田井がV候補と期待する一頭は?

2024年12月11日 10:00

ニタモノドウシ

 スポニチの田井が9日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。15日に京都競馬場で行われる朝日杯フューチュリティステークス出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。近年のレース傾向から「マイラーの中でも持久力を兼ね備えた馬」をテーマに据え、複数頭をピックアップ。中でもニタモノドウシを1頭目に取り上げた。

 田井は「今年の2歳世代で最も臀部の筋肉の容量が大きいのはこの馬でしょう」と馬体のポテンシャルに言及。父は皐月賞馬ディーマジェスティ、母はイスラボニータの半妹で、“スピードと持久力を兼ね備えた”皐月賞血統であることを紹介すると、「シルエットは瓜二つで、背中のラインからお尻の形状に関しては生き写しのよう」と父との共通点を口にした。

 デビュー前は「典型的なスプリンター」という印象だったというが、休養を経て「胴が伸び、より父に寄っていった印象」と成長に言及。「スタートや道中の追走力ではライバルに劣るかもしれない」と指摘するも推進力の源である臀部の充実ぶりを根拠に、「末脚比べで負けることはない」と断言してみせた。「毛づやは美しく、表情から精神的なゆとりも感じる抜群の出来」「輸送さえ無難にこなせばV候補筆頭」と高い期待を寄せた。田井の最終的な印は金曜日18時30分ごろにスポニチ競馬Webで先行公開される。

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