福永 一転、今月の騎乗見送り 頭蓋骨骨折…医師との相談で
2018年9月19日 05:30 16日の阪神6Rでゴール入線後に落馬し頭蓋骨骨折、気脳症と診断された福永祐一(41)が18日、今週(22、23日)と来週(29、30日)のレース騎乗を見送ることを発表した。
17日には、神戸新聞杯(23日)でのダービー馬・ワグネリアンへの騎乗について「CT検査の結果、今のところ髄液の漏れも出血もなく、体も痛みはありません。経過次第ではありますが、順調なら今週末は騎乗できる見込み」と意欲を示していた。しかし、この日一転して福永は「ひどくなったわけではないが医師と相談した結果、決めました」と短くコメントし、ワグネリアンへの騎乗を断念。繊細な箇所の負傷で大事を取ったものとみられる。
秋初戦を迎え、パワーアップして帰ってきたワグネリアン。大江助手は「体が減りづらくなって、パワーが付いてきた」と話す。この日は角馬場から坂路を軽く流した。「体の成長が追い付いて、よりうまく走れるようになった。動きに切れが出てきました」。ダービー馬のさらなる進化。どれだけ強くなっているのか、期待は膨らむばかりだ。
現時点でワグネリアンの鞍上は未定となっているが、その走りにファンの注目は集まっている。