【神戸新聞杯水曜追い】ワグネリアン 藤岡康と息ピッタリ

2018年9月19日 19:08

<神戸新聞杯 追い切り>負傷した福永の代打騎乗となる藤岡康を背に坂路で追い切ったワグネリアン(撮影・平嶋 理子)  

 G2神戸新聞杯(23日、阪神)に出走予定のワグネリアン(牡3=友道)が万全をアピールした。福永祐一負傷のため、代打騎乗が決まった藤岡康を背に最終追い。ラスト2Fからピッチを上げると、ラスト2F12秒6→11秒9と抜群の反応。ダイナミックなフォームで、馬なりのまま軽々と好時計を刻んだ。鞍上は「春先よりも息遣いが良くなっているし、精神面も落ち着いて操縦性が高くなってきた。本当にいい動きでしたね。大事な秋の始動戦ですし、内容も結果も求められるレース。期待に応えたいですね」と笑顔が絶えない。

 この後は、距離適性を考慮して天皇賞・秋(10月28日、東京)に向かうプランが有力。友道師は「次はこの結果次第。ダービーは先行する形だったけど、今回はもう少しためる形になると思う」とイメージ。威厳と誇りを胸に、ライバルの挑戦を堂々と受けて立つ。

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