【オークス】デゼル、悲運の名牝に手向けを
2020年5月21日 05:30 【こぼれ話 隠れ話】デゼルの母アヴニールセルタン(その父ルアーヴル)は仏1000ギニー、仏オークスを無敗で制した名牝だ。日本からジャスタウェイ、ゴールドシップが出走した14年の凱旋門賞では6戦無敗の戦績で2番人気(11着)に支持された。総戦績は11戦6勝。
繁殖牝馬として日本に輸入され、最初に産んだのが父ディープインパクトのデゼル。1つ下に同じく父ディープインパクトの全妹オヌールがいて、これも友道厩舎に入厩予定だが、母は残念ながら昨年4月に急死した。「血を残すという意味でも、この2頭は大事にしていかなければなりません」と大江助手は話している。