武豊「函館に感謝」 池添、岩田康ら滞在騎手30人全員で1時間ゴミ拾い

2020年6月23日 05:30

集まった約60袋のゴミ袋と武豊

 JRA騎手30人が22日、函館・湯の川エリアの海岸でボランティアのゴミ拾いを行った。21日の函館SSをダイアトニックで制した武豊(51)は、函館を出発するのを1日延ばしての参加。「まずこういう状況下で競馬が開催できていることに関してホースマン全員が函館の街に感謝している。何か地域住民の方々に対してできることはないかと考えた」。騎手会会長も務める武豊は、新型コロナウイルスの影響で一時は開催が危ぶまれた函館で競馬ができていることへの感謝を口にし続けた。

 この日は池添、岩田康ら函館に滞在する騎手30人全員が参加。約1時間、熱心にゴミを拾い続け、40リットルのゴミ袋が約60袋集まった。武豊は「後輩たちが企画してやってくれたことがうれしかった。みんなうわべだけじゃなくて本心からやりたいという気持ちで盛り上がっていましたよ」と話していた。

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